古い車ほど強気に交渉する
3年くらいしか乗っていなかったり、2万キロくらいしか走行していない車を買取業者に持ち込むときは、高く売れることがわかっているのである程度心に余裕があります。しかし、10年以上乗っていたり、10万キロを超えている車を売るときは、「やっぱり安いんだろうな」と思ってしまいがちです。
そんな気持ちのままで業者の査定を受けると、どうしても足元を見られてしまうものなのです。しかもこちらも弱気になっていますから、「じゃあその金額でいいです」「お金がかかるよりはマシだ」などの心理状態になり、安い価格で手放してしまいがちです。
なので、古い車を売るときほど「強気な態度」で出ることを忘れないでください。特に今は海外で日本車の需要が高いですので、古い車でも飛ぶように売れていきます。なので業者としても、古い車であってもどんどん仕入れておきたいところなのです。そこで弱気なお客さんから安く買いたたくことができれば大儲けですよね。
なので、もし持ち込んだ業者で「これは買い取れない」などと言われたら、じゃあタダでもいいから引き取ってくれなどとは言わず、「じゃあ別のところに行く」くらいの気持ちを持ってください。そうすれば、相手もせっかくの見込み客を失いたくないので、「ちょっとまった!」と言ってくる可能性が高いです。
もちろん、一括査定を受けておけばこのようなわずらわしい交渉はありません。単純にお客さんが打ち込んだデータから最適な価格を提示するだけですので、その時勢に合った適切な価格を提示してもらえます。